メタバース空間をノーコードで構築・運用!

近年メタバース市場は盛り上がりを見せており、企業のバーチャルオフィス導入やEC展開など、すでに実用されつつある技術となりました。

ちなみにプログラミングを行なわずとも、ノーコードでバーチャルオフィスなどの空間を「作成・カスタマイズできる」ということはご存知でしょうか?

今回はノーコードでメタバース空間を自在に編集できる「Hubs(ハブス)」を活用して、使い方や利用方法について簡単に解説していきたいと思います。

Hubs とは?

Hubsは、「Mozilla Mixed Reality チームにより製作された、実験段階の VR フレンドリーなプラットフォームです。Hubs は、プライベートでの通信や共同作業を行うためのツールです。人々とつながり、ミーティングやバーチャルイベントにインターネットからのリソースを持ち込むことができます。」と公式で紹介がされています。

具体的には、「企業のバーチャルオフィス、EC展開、コミュニティ、ショーケース、コンサート、ウェビナー」など多岐に渡って活用され始めています。

コミュニティ、コンサート、ショーケースなど、メタバースはその空間を自由自在に編集することが可能なので、集まる人々によって特色のある空間を想像することができ、リアルな体験を売りにしたアプローチ・広告活動を空間を通して行うことが可能になります。

また、ウェビナーなども発表者間がその場の空間内で交流することができるようになるのでやはり、これまでよりもリアルな体験を感じることができるようになります。

さらに、企業のバーチャルオフィスなどは今後のコロナ終息後のリモートor出社を分けうる要因になりうるのではと思います。

使い方

では実際に、Hubsのテンプレートを利用してみて、使い方や利用方法について簡単に紹介していきたいと思います。

ルームを作成と初期設定

Hubsでは、ルームを作成して他の参加者を招待できます。hubs.mozilla.org のサイトを訪れ、Create a Room をクリックしてください。
ルームを作成すると、そのルームのロビーから始まります。このルームはプライベートで、招待された人以外はだれも参加できません。
以下キャプチャの空間は、デフォルトのままで編集していないものになります。絵だけでも会社のロゴに変更すれば仮想オフィスとしてすぐにでも利用できそうな状態になっています。

Enter Room をクリックし、続いてあなたの名前とアバターを選択し、マイク入力を有効にしてください。
マイクを有効にするとアバター同士で会話ができるよになります。ちなみに会話する際は、アバターの距離に比例して声が遠くなったり近くなったりするので、しっかりと喋る人の近くまで向かう必要があります。

コミュニケーションを行う際はチャットなどのメッセージ機能を活用することも可能ですし、壁に文字を書いたりすることもできるので掲示板を作成して周知情報をまとめる場所を作ることもできます。
また、多くの3Dオブジェクトが登録されているので、机やイスなどを置いてオフィスのような空間にすることも可能です。

空間は先ほどのデフォルトのものだけでなく、様々な空間をテンプレートとして利用することができます。
こちらの空間ですと、ショーケースなどに利用できるのではないかと思います。

Roomへ招待する

では、他のアバターを今いる空間に招待していきます。

ルームに入ると、ルームに参加したユーザーと、共同作業やコミュニケーションなど活用できる幅が広がります。

カメラ機能

こちらのキャプチャ画像はアバター同士の自撮り画像になります。
また、画像は他のユーザーとシェアすることが可能です。

さらにメタバース空間だけでなく、アバターを通してリアルの画面共有を行ったり、動画をキャプチャのような形で送ることも可能です。

キャプチャ画像に関しては一人称視点でしたので少々わかり辛かったかもしれませんが、ストレスなく直感的に利用することができました。

NOCODO College for Hubsのご紹介

これまでメタバースは、「企業のバーチャルオフィス、EC展開、コミュニティ、ショーケース、コンサート、ウェビナーなど、多岐に渡って活用されている。」とご紹介させていただきましたが、NOCODOではメタバースの構築・運用半走サービス(NOCODO College for Hubs)を開始させていただきました。

NOCODOでは、メタバース開発の外注も可能ですし、メタバース構築に必要な研修を受けることができます。
また、受講後も質問可能なので安心してわからないことは聞くことが可能です。

提供は2パターンで、研修終了後に開発サポートを行うパターンと、メタバースの初期構築を弊社NOCODOで行うパターンとがあります。

メタバース構築・運用に関してご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。

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umeki

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