空間を使った経済圏を作るプロトタイピング・シティ「V街(V-City)」にて、メタバース記者会見を実施

12/19メタバース記者会見』を実施しました

先日、「Roblox(メタバース)ソリューション for 企業・地域」プレスリリース をさせていただきまして
そのプレスリリースに関するプレスを「メタバース記者会見」として実施いたしました。

当日はNPCも含めて200近くのアバターで、プロトタイピングシティ「V街(V-City)」の体験を含めて、楽しみました。

なお、当日の様子は以下のYouTubeでご覧いただくことができます。

イベントスタート(カーテンOPEN)

当日は、仮想空間(Roblox)上のプロトタイピング・シティ「V街(V-City)<※後述>」にアバターが集まり、同時にYouTube Live配信が始まりました。プレスリリース会見を行う仮想空間上の会場では、開演とともに「カーテンOPEN」がされました。

空間を使った新たな経済圏を作るプロトタイピング・シティ「V街(V-City)」

メタバース記者会見のスタート時には、イベントの舞台となる「V街(V-City)」の説明から始まりました。「V街(V-City)」は本イベントのプレスリリース会場を含む空間で、新たな経済圏を作るコンセプトのプロトタイピング・シティとなっています。なお、V街(V-City)は、大阪万博共創チャレンジに登録される「バーチャル街づくり連合」PJ(15団体750名超)のコンセプト空間(リアルとバーチャルの融合を実現するプロジェクト)としても立ち上げられています。今回はこの空間に23名のアバターが集まり、空間内のNPC150体とともに200近くのアバターが一空間に会することとなりました。

V街ではベーシックインカムが導入されている

この空間では、「Vコイン」という仮想通貨(空間プログラミング通貨)が導入されており、Vコインは「3秒間で5コインずつ増える “ベーシックインカム”」通貨でもあり、VコインはRobuxというRoblox共通通貨でも購入できるようプログラミングされています。Robuxはドルでも購入でき、ドル→Robux→Vコインといった形で為替が機能しています。(Vコインで空間内の体験や売買ができるようになります<※後述>)

イベントでは、空間内で発行される「V街新聞」の紹介を通じて、この空間の立ち上げ背景も説明されました。今回のメタバース記者会見はV街(V-City)の経済圏プロトタイピングの実験の一つとしても位置付けられています。

ノーコードローコード×AIで「世界は創れる」デモ

メタバース記者会見のプレゼンテーションに入る前に、メタバースがいかに自由でクリエイティブな世界かのデモが行われました。

<メタバース記者会見会場でデモされた内容>

なんでもやりたい放題。世界は創れる。

  ー空間にリアルタイムで “札束” が生成 — 「例えばみなさんお金欲しいですよね?お金が欲しければ作ればいい」
  ー空間の会場後方に “クリスマスツリー” が出現 — 「今日会場に何か足りない?ツリーを出そう。後ろ見て」
  ー空間が一瞬で “昼から夜” に — 「もう少し演出したい?昼から夜にしてみよう」
  ー記者会見会場の天候が “雪” に変わる 「ホワイトクリスマスが良い?雪を降らせよう」
  ー会場ごと “上空” に瞬間移動 — 「まだ物足りない?じゃあこの会場を上空に飛ばそう」

2年半での企業・地域・教育でメタバース事例

その後、2年半で行ってきたメタバース事例についてのプレゼンテーションを行いました。
以下で大まかにご紹介します。

なお、以下のような事例に関心のある方は、ぜひLINEオープンチャットにご参加ください。チラシもありますので、お問合せ等もお待ちしております。

LINEオープンチャット: https://x.gd/roblox_nocodo
チラシ(資料): https://nocodo.net/roblox-document/
LP(問合せ): https://nocodo.net/roblox/

みなとゆかたび納涼さんぽ2023「神戸の街 × メタバース」

「みなとゆかたび納涼さんぽ」は、3日間、神戸の街を浴衣姿でさんぽしながら楽しむイベントです。2023年は7月15日(土)から17日(月)まで行われました。このイベントをメタバースで連携しました。600人を超えるメタバースでの来場があり、神戸以外の全国からこのイベントを楽しんでいただくことができました。空間には神戸を代表する「神姫バス」や「BE KOBE」のモニュメントが現れました。メタバースで関係人口が拡大する画期的な試みとなりました。

みつぼしアート星田「星田商店街 × メタバース」

大阪府交野市の星田商店街にて2023年6月1日-30日に『みつぼしart星田』が開催され、この期間、メタバース空間にも星田駅前商店街を再現し、メタバース会場でもアートフェアを同時開催しました。クラウドファンディング支援者を対象としたメタバースツアーも開催され、実際に現地に行けない方にも、アートフェアを楽しんでいただくことができました。

生きづらさ社会課題 × メタバース

メタバース上では、障がいの有無や年齢問わず、みんながアバターとなって一緒に自由に空間を駆け巡ることができます。子供たちの方が、メタバース内の操作は先輩。冒頭のデモで行われた通り、現実よりも制約条件が少なく自由な発想を表現しやすいため、私たちの取り組みの中で『生きづらさの解消』につながると考えています。

<若年層の生きづらさ(閉塞感)>
■ 2022年に小中高生の自殺者数が過去最多(G7国の中で自殺率がトップ)
[ 要因 ] 自殺の最多要因は「学校問題」(成績不振・進路不安・自己評価低下等)
→ごく限られた学校や家庭などの小さな世界で閉塞感を感じていることが要因

■ 同年、不登校児童の生徒数が過去最多(約30万人)
[ 要因 ] 上同の側面に加え、「自己肯定感の低下」などがみられる
<社会人〜高齢層の生きづらさ(将来不安 /働き方+DXリスキリング不振)>

■ 少子高齢化で「定年制の廃止」等の背景(60代の4割以上「70歳以上まで働きたい」意思)

■ 変化が激しく常に「生涯学習/DXリスキリング」の必要性(高齢4分の1働きたいけど働けない)

■ DXリスキリング→仕事獲得までの距離が遠く挫折(グローバル国別でも「自信ない」最下位)

「生きづらさ」の増加が、自殺や不登校、働きたくても働けない状況など、様々な社会問題を引き起こしています。
私たちは、メタバース技術を活用して、これらの問題に対処しようとしています。
(以下リンク先も参照)

子供メタバース街づくりプロジェクト

「リアルの良いところ」と「メタバースの良いところ」を掛け算した「子供メタバース街づくり(こども国家)プロジェクト」を行っています。「子供メタバース街づくりプロジェクト」のイメージは、「web3 × メタバースのキッザニア」のようなものです。よく勘違いされがちなメタバースにVRゴーグルは必要ない(簡単に親しめる)、そして世界中に友達を作りながら、自分たちの作りたい街で繋がる(関係人口に効果がある)といった世界観のプロジェクトです。地域や教育、企業のステークホルダー連携に大変相性の良いものとなっています。

バーチャルイケダ夜市メタバース(徳島〜)

徳島で「バーチャルイケダ夜市」(夜に現れるメタバース商店街)を実施。こどもたちの自律探求学習も兼ねて、こどもたちがお店のアイデアを作りました。

こどもたちのデジタルイノベーションチャレンジ(名古屋・岐阜〜)

こどもたちを3時間でクリエイターにする」を元に、子どもの創発や探求につながる取り組みとして、地域や教育と連携して行い始めています。特に名古屋・岐阜で「岐阜マーブルタウン」の一般社団法人Nancyと連携した先行的な取り組みでは、子どもたちが自分たちの想像力を形にする「こどもデジタルイノベーションチャレンジ」をはじめ、その手応えを感じています。

こども講師チャレンジ@メタバース

クリエイターになった子どもたちが、他の子どもたちや大人に体験をシェアする「こども講師」も展開しています。
こどもたちがその体験から「実際にお金を稼ぐ」という体験による自信など、その過程でのデジタルスキルの獲得はもちろん、自発的な経験からの心身成長全般を試みています。

採用 × メタバース

メタバース(空間メディア)を、“採用” や “リスキリング” に応用することができます。例えば新卒採用において、「メタバース・インターンシップ」をプログラム化し、メタバースで自社の魅力をアウトプット表現してもらう課題を与え、目標設定やコンセプトからの計画立案能力、実現までの調査力・ヒアリング力、形にするまでのやり切る力など、面接や履歴書では判断できない仕事能力を測ることができます。(採用PRにもつながります)

また、従業員のリスキリングプログラムとして、副業推進につながる研修の構築や、産休中の社会接点プログラム、退職後の第二のキャリア提示、DX人材の養成など、ステークホルダーの次世代に向けた変革につなげることができます。

メタバース記者会見後の「V街運動」

メタバース記者会見終了時には、空間のベーシックインカム通貨「Vコイン」を使って、商店街で “旗” を買い、みんなで旗を持って行進する「V街運動」が実現しました。このように、参加型+空間経済を楽しむことも可能です。

【全体像まとめ】ダイジェスト

2:02 空間内の「プレス会場」を案内
8:08 メタバース記者会見開始(カーテンOPEN)
10:58 本日の流れ&空間を使った経済圏を作る「V街(V-City)」の説明
13:12 V街空間は「ベーシックインカム(独自経済圏)」を導入しています
14:26 初号「V街新聞(V街ニュース)」を発行しました
15:17 空間に200名のアバターが入っている>>新たな経済圏なっていくか?
17:28 「世界は創れる」デモ(「なんでもやりたい放題」の世界)
19:42 一瞬でみなさんを会場ごと「上空」に飛ばします
22:18 これまでの2年半で事例が出てきました(地域・企業・教育など) ー空間でコミュニケーションしよう
27:05 メタバースの可能性についてトーク
28:26 神姫バス「みなとゆかたび」でのメタバース併用イベント
29:35 全国から600名がメタバースからも参加(別地域からも認知拡大)
30:04 自治体的な事例「星田商店街」をリアル+メタバースで作品展示(世界から注目)
31:30 新卒採用やインターンでもメタバースを活用「メタバースインターンシップ(企業の魅力+仕事の能力向上」
35:48 生きづらさを感じる人へのメタバース効果(トヨタ財団助成PJ/申請中)
42:30 バーチャル街づくり連合での「メタバース初詣」今年も実施!(2024/1/10)
45:00 子供たちの「鬼ごっこ」「青春18切符遠足」からメタバースへ
48:33 「リアルの良いところ」×「メタバースの良いところ」=「子供メタバース街づくりプロジェクト」
48:51 「子供メタバース街づくりプロジェクト」=「web3 × メタバースのキッザニア」
50:54 メタバースにVRゴーグルは必要ない(簡単に親しめる)
53:45 世界中に友達を作る>>作りたい街で繋がる(関係人口に効果がある)
58:08 誰でも集まれるバーチャル自治体「令和市」
1:02:24 徳島で「バーチャルイケダ夜市」(夜に現れる商店街)を実施
1:03:30 岐阜/名古屋で「子供たちのデジタルイノベーションチャレンジ」を実施(子供たちがクリエイターに)
1:05:21 触れるメタバース展
1:08:08 子どもが好きなことで講師になって稼ぐ「こども講師」
1:18:50 Vコインで旗を買って「V街運動」をしよう!
1:20:21 V街商店街に行って旗を買う(ベーシックインカムで)
1:22:35 デモ行進(V街運動)をする
1:25:32 V街を散策
1:31:00 V街空間でジェットコースター体験
1:35:18 V街空間でボーリング体験

お問い合わせなど

なお、上記のような事例に関心のある方は、ぜひLINEオープンチャットにご参加ください。チラシもありますので、お問合せ等もお待ちしております。

LINEオープンチャット: https://x.gd/roblox_nocodo
チラシ(資料): https://nocodo.net/roblox-document/
LP(問合せ): https://nocodo.net/roblox/

関連するプレスリリース

なお、関連するプレスリリースは以下となります。
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『Roblox(メタバース)ソリューション for 企業・地域』のLPを公開!! / メタバースは「参加型体験メディア」になる
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000055008.html
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Robloxを活用したメタバースでは、デジタルイノベーションのリスキリング/採用/PR/関係人口創出/自発性教育/探求学習など、ステークホルダーを参加型で巻き込みながら地域や企業のエンゲージメントを高めていく文脈で活用可能です。

よろしくお願いいたします。

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NOCODO Roblox事務局
高橋 翔:sho_takahashi@pressman.ne.jp
高橋 隼斗:hayato_takahashi@pressman.ne.jp
NOCODOについて:https://nocodo.net/

LP(Roblox(メタバース)ソリューション for 企業・地域):https://nocodo.net/roblox/

Sho T

Sho T

CINO(Chief Innovation Officer)

#Futurist/ (株)pressman CINO(Chief Innovation Officer)/ 一般社団法人NoCoders JAPAN協会 代表理事 / NOCODO創設 / Robloxコミュニティ運営 / クロスコミュニティ/ 価値タイズ