kintoneでChatGPTを使ってみよう。(2)

前回記事では、kintoneにて「ChatGPT」を導入する為の前準備記事となりましたが、今回は設定画面画像を多数用意し、kintone上でChatGPTが動くまでの内容となります。

前回の続きから進めていきます。

Yoom管理画面

ログイン画面URLはこちら。
https://yoom.fun/members/sign_in

ホーム内に表示されている「新規作成+」を押しましょう。

プロジェクトの新規登録

プロジェクト名を入力し、「保存するボタン」を押します。(ここでは「ChatGPT」と付けました。)

こちらの画面ページに遷移すると思います。
「フローボット」をクリックし、「+新規作成」をクリック。

・どのように作成しますか?
「はじめから作成」をクリック。

・「フローボットのタイトルを入力」を入力します。
※ここでは、「ChatGPTへ質問」としました。

・「フローボットを起動する条件を選択してください」から「特定のアプリイベントが発生した時」をクリック。

上下にスクロールし、連携させる「kintone」を探しクリック。

・トリガーアクション
「選択してください」をクリックし、「レコードが登録されたら(即時起動)」を選択し「次へ」をクリック。

・webhook URLをコピー
中程に表示されている「webhook URL」をコピーボタンをクリックしコピー。
※https://yoom.fun/app_trigger/webhooks/XXXXXXXXXXXXXXXXXXX

こちらの画面ウィンドウは閉じないでください!

kintoneへ戻り、webhook URLを登録。

kintoneで先ほど作成したアプリの「設定」へと移動します。
設定内の「カスタマイズ/サービス連携」内の「webhook」をクリックし、画面遷移後「+追加する」をクリック。

・「Webhookの追加」ページ
「説明」部分に「ChatGPTへ質問」と付けておきます。
(赤文字は目立たせる為に着色)

webhook URL欄に先ほどコピーした、YoomのテストWebhookURLをコピペ。
※コピペすると「https://」部分が重複するので削除しましょう。
yoom.fun/app_trigger/webhooks/XXXXXXXXXXXXXXXXXXX

「レコードの追加」にチェックを入れ、右下「保存」をクリック。

「アプリの設定」に戻り、必ず「アプリを更新」しましょう。

kintoneのアプリ上にて、「依頼内容」に記入し保存します。
例:chatGPTとは何ですか?

Yoomに戻る

先ほど、閉じないでいたウィンドウに戻ります。
画面内の「2. Webhookイベントを送信して、テストボタンを押してください」の「テスト」をクリック。

「Webhookの取得に成功しました!」とともに取得されたkintoneのレコード情報が表示されます。

「Webhookの取得に成功しました!」とともに取得されたkintoneのレコード情報が表示されます。

・下にスクロールし、「アウトプット」をクリックしてください。

kintoneから取得されたデータが見やすく表示されています。

・下部「アウトプットを追加する」ボタンをクリック。
「項目名・入力形式・JSONPath・テスト値」が表示されるので以下のように入力。

項目名:依頼内容
JSONPath:record.input.value
※「テスト値」にkintone上で依頼内容に記載した内容が表示されていればokです。
例:chatGPTとは何ですか?

「保存する」ボタンを押してください。

ChatGPTと連携する

画面が遷移し、1つのアプリトリガーが見えていると思います。
「レコードが登録されたら(即時起動)」の下にある「+」を押します。

・オペレーションタイプの選択へ遷移します。
「オペレーション作成」の項目内の「アプリと連携する」をクリック

「ChatGPT」をクリック。

・画面が一つ前に戻ります。
「アクション」の項目をクリックし、「会話する」を選択
「次へ」ボタンをクリックしてください。

・画面が遷移します。
実行アクション:「会話する」になっていることを確認。

・「API接続設定」を設定する。
以下の様に設定しました。

枠内をクリックし、「レコードが登録されたら(即時起動)」を選択し少し下にスクロール、「依頼内容」の行を選択
・メッセージ内容:{{依頼内容}}
・ロール:ユーザー
・temperature:0.5
・最大トークン数:2000

※各枠下に注意文が書いてあるので一読ください。

テスト」ボタンをクリック。

「リクエストに成功しました」と表示されkintoneに書き込んだ「依頼内容」に対する返答がChatGPTより届きます。

「アウトプット」をクリックしてください。
「項目名」「テスト値」を確認し問題なければ最下段の「保存する」をクリック。

kintoneへChatGPTからの回答を戻す。

・フローボット詳細ページに遷移します。
アプリと連携する「会話する」の下に表示されている「+」をクリック。

「オペレーションタイプの選択」ページにて、
「データベースを操作する」をクリック。

「kintone」をクリック。
※kintone(ゲストスペース)では無いです。

「kintone」をクリック。
※kintone(ゲストスペース)では無いです。

「アプリID」にkintoneのアプリIDを入力してください。
※アプリのURL内の「/k/●●●/」部分がアプリIDとなります。

「実行アクション」にて「レコードを更新する」を選択。
「次へ」ボタンをクリック。

・「検索条件」項目
レコード番号 - = - {{レコードID}}」と選択。
※質問を登録したレコードに対して回答したいので、検索条件は「レコード番号」「=」で値に「レコードが登録されたら(即時起動)」の「レコードID」を選択する。

・作成・更新データ
ChatGPTからの返答のみ更新する。
「依頼内容」は空欄。

「返答」は「{{返答}}」と入力。(kintone上の項目名です。)
※「返答」ボックスをクリック。アウトプット入力欄で「会話する」項目より、「返答内容」を選択。

「テスト」ボタンをクリックすると下部にテスト結果が表示されますので確認してください。

問題なければ、最下部の「保存する」をクリック。
上部に戻り、「アプリトリガー」の「OFF」を「ON」に変更。

以上で設定は完了となります。

問題なければ、最下部の「保存する」をクリック。

上部に戻り、「アプリトリガー」の「OFF」を「ON」に変更。

以上で設定は完了となります。

kintoneに戻って使ってみる!

「依頼内容」にkintoneって何?と質問してみました。
15秒後ぐらいにページをリロードしてください。

すると、「返答」欄にChatGPTからの返答が記載されております。

以上でkintone上でChatGPTが機能するようになりました。

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