NOCODOでは、6/26にRoblox(ロブロックス)の登壇イベント「Robloxが生み出す「次世代NoCode人材」とクリエイターエコノミー」を行いました。
この記事の目次
<追記>『Roblox(メタバース)ソリューション for 企業・地域・教育』
2023年11月に『Roblox(メタバース)ソリューション for 企業・地域・教育』をリリースいたしました。関心のある方は、ぜひLINEオープンチャットにご参加ください。チラシもありますので、お問合せ等もお待ちしております。
LINEオープンチャット: https://x.gd/roblox_nocodo
チラシ(資料): https://nocodo.net/roblox-document/
LP(問合せ): https://nocodo.net/roblox/
Robloxが生み出す次世代ノーコード人材」イベントレポート記事
※このレポートは3部構成になっており、この記事は3記事目となっております。
※1記事目はこちら
※2記事目はこちら
デジタルハリウッド大学ゼミ生によるRoblox1ヶ月チャレンジ 菊池氏 川口氏
司会:
続きまして、学生によるRobloxの1ヶ月チャレンジ発表になります。
それでは菊池さん、川口さん、よろしくお願いします。
川口さん:
よろしくお願いします。
菊池さん:
よろしくお願いします。 まず初めに、自己紹介から始めさせていただきます。
私たちは、デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部、デジタルコンテンツ学科の学生です。
この大学で私は、企画やプログラミングなどを学んでいます。
では、川口さん自己紹介お願いします。
川口さん:
はい、私はデジタルハリウッド大学で写真や映像を専攻しており、現在はビジネスについて学んでいます
経歴ですが、大学1年生の頃からフリーのカメラマンやアイドルの運営などを行なっておりました。現在はVTuber(ブイチューバー)のマネージャー担当と、アイドルの立ち上げを行なっております。
菊池さん:
今回、「デジタルハリウッド大学ゼミ生によるRoblox1ヶ月チャレンジ発表」ということで、これまで行ってきた活動についてご説明させていただきます 。
1つ目はオブジェクトの配置ですね。Robloxに登録されているオブジェクトを配置し、簡単に3D空間を作るといったことを行いました。
2つ目はコーディングです。Robloxで使用するプログラミング言語Luaを使って実際にプログラミングを行いました。
3つ目は、Robloxで公開されているゲームを遊んでリサーチをしていました。
こちらが、1ヶ月の成果物になります。
お見せしている画像では、オブジェクトの配置を体験しているところをキャプチャしたものです。
物体を重ねたり、吊り下げたり、動くものを配置したりなど、自分の思い描くイメージが簡単に形にすることができました。
正直言うとオブジェクトの配置に関しては、操作が簡単すぎて少々味気ないような印象を受けました。
次にこちらが、プログラミングを行う際に使う画面とコードになります。
先ほど、Youtubeを参考にRobloxスタジオの開発を学ぶ方法の紹介がありましたが、登録されているオブジェクトのコードを見ることができるので、私はそういったコードを参考にプログラミングを行いました。
次に実際に触ってみた感想なんですけど、面白いなと感じました。
川口さんはどうでしたか?
川口さん:
そうですね。 今まで、皆さんゲームや空間を作るといったクリエイター側の視点からお話しされてたと思うんですけど、私はRobloxをゲームとして見ています。
また、そんなにゲームに詳しいわけでもないので素人の意見になってしまうんですけど、マインクラフトとロブロックスを選べと言われたらマインクラフトを選ぶと思います。
そういった、Robloxをゲームとして見つつ、マインクラフトを選ぶ人は一定数いるのかなと思っています。
なので、そういった層にもRobloxに興味を持ってもらうことも課題になってくるのではと思います。
また、個人的な話にもなりますがVTuber(ブイチューバー)の運営を行なっておりますので今後、RobloxとVTuberを組み合わせたアプローチで、市場の反応を見てみようと考えています。
菊池さん:
川口さんはクリエイター視点というより、ビジネス視点でRobloxを捉えているようですね。
また、所属しているゼミでも「Robloxを日本で流行らせる」といった目標を立てているので、こういったビジネス的な視点も重要になってくると思います。
そして、Robloxを日本で流行らせるにあたり「日本の利用者人口を増やす」「根気よくやれる代表者を作る」「周りで評価されたり、未来があることを示す」などが必要かと思いました。
また、他の登壇者さんですでに、活動されている方もいらっしゃいましたが、YouTubeを活用した方法が適切かと思います。
YouTuberを作りRobloxの配信を行い、「キャッチーで沢山の人の目につくものを配信」「初歩的な部分から解説を行い、誰でもできるを演出」「これからの教育現場に役立つ、コンテンツ配信」などを重点的に押さえて活動できたらなと考えています。
発表は以上になります。 ありがとうございました。
司会:
ありがとうございました。 続きまして、ライトニングトークに移らせていただきます。 サカキさん、お願いします。
「Robloxと街づくりコミュニティでの掛け算可能性」サカキ ミヤコ氏
サカキさん:
はい、よろしくお願いします。 では画面の共有をさせていただきます。
これまでの発表で、Robloxをゲームとして見られてる方が多いのかなと感じました。
私はコミュニティに関することをしており、ゲーム開発以外でも色々と活用できるのではないかと、コミュニティのメンバーと考えてたことについて発表させていただきます。
発表のトピックの画面ですね。
まず初めに活動内容の説明と、コミュニティで出たRobloxの感想やアイディア、また、Robloxとコミュニティを掛け合わせた視点からのお話をさせていただけたらと思います。
そして最後に、Robloxがもたらす未来のメディアについても、発表しますのでよろしくお願いします。
活動紹介なのですが、Zero Story(ゼロストーリー)っていう「みんなで何かを作る(共創)」を軸に仕事だったり、遊びだったり、社会参加だったり、いろいろな人の繋がりを作っています。
簡単に言うと、「デジタルとコミュニティそして、みんなで作る」を軸にいろんな人と関わりながら、活動を行っている者です。
最近の事例ですと、オンライン自治体の令和市というものをやっています。
オンラインで地域コミュニティというと謎に思われると思いますが、1月から活動をしております。コロナ感染症で、外出の自粛が高まっている中、今まで合っていた人と会う機会がなくなってしまったりして、「コミュニティ同士のイベントってなくなっちゃうのかな」と話をしていました。
なので、元々コミュニティをやっていた人たちで集まって、「コミュニティ同士を繋いで、みんなで話す機会を作ろうよ」ということを企画しました。
また、真面目な企画だけでは面白くないので、作ったコミュニティに隕石が落ちてくるイベントを起こして、コミュニティの人たちに令和市の避難場所を作ってもらったりしました。
あと、「クソ野郎ちゃん」というAIを作り、外出自粛で感じているストレスをコミュニティのみんなにアプリに入れてもらい、AIに学習させて「クソ野郎ちゃん」が代わりに喋るみたいなデジタルプロダクトの開発なども行いました。
また、一緒に何かを作ることって人が仲良くなることについて、すごく効果が高くと感じています。
コミュニティには10代から60代の方が参加してたんですけど、共創することによって仲良くなるのも早いし、実際につながりが生まれたりするのでRobloxのことを知ったときにすごく相性がいいんじゃないかと思いました。
次に実際にRobloxを触ってみた感想です。
「VR機材を持っていなくても、3Dを楽しめるって面白い」などの感想がありました。
コミュニティの中でもVRが好きな人達がいるんですけど、3Dの様なコミュニティで集まるのはハードルが高い中、Robloxだとハードルが下げられるので使いやすいなと感じました。
あと、皆さんおしゃっているんですけどユニティより作るのが簡単で、マインクラフトよりいろいろできるし、マインクラフトだとサーバーを作らないといけないんですけど、Robloxはサーバーを立てなくても良いので楽でした。
3つ目は、私のパソコン2ギガしかなくて、2013年くらいのパソコンの人とかもいたんですけど、ちゃんと動きました。 なので、パソコンのスペックが低くても動くというのは、ハードルが低いので利点だと感じました。
最後にワークショップで出た感想で、「GoogleMeet(グーグルミート)で繋ぎながら共同編集をし、実際にスマホアプリに落としてゲームをプレイしながら、皆んなで会話できたのがすごく楽しかったです」と言った感想も出ました。
一方で「Twitter(ツイッター)よりも時間溶しツールかもしれない」っていう意見も出ました。 なんでかっていうと、永遠と楽しいんですよ。
Twitterだったら情報をキャッチアップするだけですが、Robloxの場合は誰かが何かを作ったら、それに呼応して何かを作るといった連鎖が起きるのでずっと楽しいんですよね。
画像では、某チェーン店に炎上した車を突っ込んで治安を悪くしたり、エヴァンゲリオンの世界観を作ってみたりなど、いろんなことを皆んながやるので永遠と遊べるんですよね。
なので、ちゃんと何を作るかテーマを決めて作ろうとなりました。 その際にRoblox × コミュニティという話になり、「物理的に離れたコミュニティをつなぐ街を作ってみるのが面白いのでは?」という意見が出ました。
コミュニティって様々で、地域に根差したコミュニティがあったり、地域のゲストハウスやシャアハウスにもコミュニティがあったりと、もしくはオンライン上のコミュニティなどがあります。
またコミュニティの繋がりって、人の紹介などの繋がりで生まれるもので、検索して出てくるものではないですよね。
じゃあ、世界各地に点在しているコミュニティを繋いで一つの島にし、その島の中で交流を行い、実際に会いに行ってみたりしたら面白いんじゃないかということで、「世界の再接続だ…!」をコンセプトにコミュニティが盛り上がりました。
次に私たちのチャレンジですね。
コミュニティの人達は、リアルな活動が好きな人の方が多く、リアルでできることをオンラインでやっていても面白くないので、オンラインならではの街を設計するチャレンジを行っています。
例えば、街って普通横軸に広がっていくんですけど、縦軸に広がっていく街を作ってみたりなど、リアルではありえないような不思議な街を設計します。
またすでに、すごい仮想空間がたくさんありますが、あえてオンラインに興味のない人を集めてオンラインの街を作ったら、どんな設計になるのかを試したりして、私たちのコミュニティメンバーの特性を活かしたものをやれたらいいんじゃないかと思っています。
そしてこちらが、最後のチャプターになります。
今共有している画像なんですけれども、伝えることの媒体がホームページから動画へ、動画からアプリへ、アプリからゲームに移り変わっていると感じています。
例えばアプリだったら、Eve(イブ)というアーティストさんなのですが、公式アプリをダウンロードすると、曲にまつわるミニゲームやデジタルコンテンツでないと味わえない世界観を楽しむことができます。
また、ゲームだとRADWIMPS(ラッドウィンプス)というアーティストさんが、バーチャルライブをアプリで落とし、その空間にアバターで入ってライブを行ったりされています。
今は、アーティストさんが多いですが今後、配信会社や個人配信者さんもホームページからゲームを通して情報を発信するなどのフェーズが来ると考えています。
またRobloxは、空間に情報を配置し情報を伝える練習もできるので、今後の役に立つ技術として、見ても面白いかなと感じています。
発表は以上になります。 ありがとうございました。
司会:
ありがとうございました。
Sho T:
ありがとうございました。 サカキさんとは、先週イベントで発表してもらうと決まったのですが、発表を聞いていてすごいスピード感だなと思いました。
サカキさん:
コミュニティは面白いことがあると、すごいスピードで動いてくれるので、強みを活かせたと思います。
ロブラボさんの開発中のゲーム紹介
Sho T:
では最後に、ロブラボさん現在作成しているゲームについて、ご紹介いただいてもよろしいでしょうか?
ロブラボさん:
大丈夫ですよ、画面共有しますね。 こちらは会社の方で、エンジニアと自分で2人で作っているものになります。
スーパーイーツ エクストリームという、お客さんにお弁当を配達するゲームで、どれだけ短い時間で配達を完了できるかを競うゲームになります。
1回目の配達先は白い光の柱が立っている場所で、次に黄色い光の場所に運ぶルールになります。
光の柱をどこに表示させるかなどを、プログラミングでコントロールしたりしているんですけど、このゲームのほとんどがオブジェクトの配置になります。
ほとんど、プログラミングは行っておらず、マインクラフトで遊んでいる感覚でゲームを作りました。 なので社員からは、「社長は仕事しないで遊んでいる」みたいなことを言われるんですけど、本当に開発と遊びが近しいコンテンツなので、面白いなと思いながら開発しています。
Sho T:
すごいですね。 このゲームの空間は、全てオブジェクトを配置して作られたんですか?
ロブラボさん:
そうですね、全てRobloxに登録されているツールボックスから、オブジェクトを配置して作りました。
Sho T:
ありがとうございます。 マップがすごい大きいので、大変だったのではと思うのですが。
ロブラボさん:
そうですね。 マップが大きいので、オブジェクトを配置するのはすこし大変でした。
ただ楽しい作業ですので、きついとかは感じなかったですね。
Sho T:
なるほど。 こちらは、作っていて重くなるようなことはなかったですか?
ロブラボさん:
読み込むオブジェクトの量が多いので現状課題にはなっていますね。
ただこれは、開発する側の問題で、プレイする側だとスペックの低いスマートフォンでも普通に動いてたりするので、逆にRobloxの凄いところだなと感じています。
またゲームを作る時って、重さの調整がすごく大変で、スマートフォンも対象になってくるとメモリに無駄なゴミを残さないようにする作業に1〜2ヶ月かかったりするのですが、Robloxの場合はそういった作業を行う必要がないので、大変楽ですね。
マップは広いですが、作成に当てた時間で言うと20時間くらいなので、時間をかけないでゲームを作ることができました。
Sho T:
ありがとうございました。
まとめ
デジタルハリウッド大学ゼミ生によるRoblox1ヶ月チャレンジ 菊池氏 川口氏
- 物体の配置が簡単で、自由度な空間を楽に作ることができる
- 登録されているオブジェクトのコードを見ることができるので、オブジェクトを参考にプログラミング学習ができる
- 素人目線だと、マインクラフトを選ぶ人の方が多いのかも?
- Robloxの普及には、YouTubeなどのコンテンツ配信が最適
「Robloxと街づくりコミュニティでの掛け算可能性」サカキ ミヤコ氏
- Robloxはコミュニティとの相性が良い
- プレイする際に、パソコンやスマホのスペックが低くてもちゃんと動く
- 3D空間などのバーチャル空間に集まるのはハードルが高いことだが、Robloxなら簡単
- ユニティよりも簡単にゲームが作れる
- マインクラフトよりも色々できて、サーバーも立てる必要がない
- Robloxを使えば、様々なコミュニティを繋げて人と人の繋がりを作ることができる
- コロナ感染症で自粛が高まっている中、Robloxは人とのつながりを得ることができるツール
- コミュニティで空間を作れば、メンバーの強みを活かした特別な空間を作ることができる
- 伝えることの媒体がホームページから動画へ、動画からアプリへ、アプリからゲームに移り変わっている中、Robloxはゲームの空間に情報を置くことができ相性が良い
- アーティストなどは既に、アプリやゲームなどを利用して情報発信を行なっている
無料のRobloxコミュニティ(Slack)
この記事のイベント動画
イベントレポート③ 登壇者情報
<主催:NOCODO(ノコド)>
Sho T(高橋 翔)氏
・一般社団法人NoCoders Japan協会 代表理事
・株式会社プレスマンのCINO(Chief Innovation Officer)
・ノーコードスキルシェアプラットフォーム『NOCODO(ノコド)』事業責任者
・クロスコミュニティなどを行うオープンイノベーター
HP:https://www.sho-takahashi.com/
Twitter:https://twitter.com/showying_art
NOCODOイベントスタッフ
梅木Twitter:https://twitter.com/umeki77538
だいふくTwitter:https://twitter.com/masadaifukuncd
<学生登壇枠>
菊地 尊 氏(キクチタケル 氏)
デジタルハリウッド大学生。
専攻は企画。ゲームの企画やyoutube動画を作成しています。
Twitter:https://twitter.com/sikosikanochin
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCMbH6Yr-pF3hw5sFmsUTsNw
–
川口 久嘉 氏(カワグチ ヒサヨシ 氏)
デジタルハリウッド大学生。 専攻は写真,映像,企画。
フリーランスでカメラマンをしていました。
以降、アイドルのプロデューサーとしてアイドルグループを運営。
現在は、新規アイドルグループ立ち上げ及び、Vtube関係のマネージャーをしています。
<LT枠>
サカキミヤコ 氏
・Zero Story代表|オンライン自治体「令和市」市民
・2017年よりコミュニティ×デジタル×新しい経済圏をテーマに活動開始
・虚構と共創の力で日常に+αの魔法をかける企画づくりをしています
Twitter:https://twitter.com/hisui0
LT「オンライン自治体プロジェクト・令和市×Robloxでオンラインとオフラインの暮らしを繋ぐプロジェクトが始動!」
Roblox×コミュニティの可能性をテーマに発表予定です。私はコミュニティに関する活動をメインに行なっているのですが、日曜日にSho Tさんが開催されたイベントでRobloxに初めて触れました。他のVRSNSより、作りやすく参加もしやすく、コミュニティに持ち帰ってシェアしたところ早速色々なアイディアがあがっています。つながり方の再構築、新しい情報発信方法、共創の機会創出、プログラミング学習の最初の一歩など、現在コミュニティ内であがっている可能性についてお話しさせていただければと思います
<司会>
だいふく氏(高梨)
実はスカッとジャパンや大原学園のCM等に出演したこともあります。。。
出演歴:
・スカッとジャパン#図々しいファミリー
山下雄二役(2016年10月17日放送)
・専門学校大原サマーキャンペーンイノマーシャル
(2015年8月放送)
・年末の笑ってはいけないガキのつかいあらへんで
「笑ってはいけないアメリカンポリス」
助監督役
・モンスターストライクCM#学校に帰りたくない編
バスケ部員役
etc…
Twitter:https://twitter.com/masadaifukuncd
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