「ノーコードで切り開く副業の可能性」イベントレポート【その1】

NOCODOでは、今年の3月にノーコードの副業に関する登壇イベントを行いました。

イベントでは、ノーコードを活用して収益を得ているエキスパートの方をお招きし、ノーコードのリアルな活用方法や案件の実体験についてお話をいただきました。

また、ノーコードで副業を考えている方に向けて、ノーコード案件獲得に必要なプロセスについても詳しく解説しております。
「興味はあるけど、実際に何を行えば副業につながるのか分からない」という方は必見の内容となっております。

今回は、その「ノーコードで切り開く副業の可能性」のレポート記事の1記事目になっています。
※このレポートは2部構成になっており、この記事は1記事目となっております。

<ノーコードで切り開く副業の可能性」イベントレポート【その2】>

イベントのタイムテーブル

今回は、タイムテーブルの「NoCodeを仕事にするために必要なこと」までを解説し、次回の記事でパネルディスカッションのテーマについて解説させていただきます。

この記事のイベント動画

Bubbleを活用したアプリ開発の事例

ノーコードでアプリを開発することができるBubbleの事例について、あぽとさんと松尾さんからお話をいただきました。

あぽとさんの事例

まず初めに、あぽとさんから、不動産会社の「あいホーム」さんのアプリケーションで、バーチャル展示場のアプリを紹介していただきました。

あいホームのアプリ開発事例

以下の画像が実際のデザインで、スマホで表示されるビューに特化しています。
また、見学予約を行ったり、電話を行ったり、マップから物件を確認したりなどを、行うことができます。

そして、スマホから物件をバーチャルで内見することができ、自由に探索することができます。
実に多機能ですが、全てノーコードで開発されました。

現在こちらのアプリケーションは、実際に運用されており、アイホームさんの方でプレスリリースも公開されております。
記事のサブタイトルに「一社単独でのバーチャル展示場開発は国内初」とあり、不動産会社でバーチャル展示場を行った会社はあるのですが、単独開発の事例は今までになく、国内初となりました。

また、ノーコードはスピード感を持って開発することが強みであり、あいホームさんのアプリケーションは1ヶ月で開発されたそうです。

そしてこちらのアプリ、Francfran(フランフラン)さんとのコラボも行っており、フランフランさんからもプレスリリースが公開されました。
コラボの内容ですが、バーチャル展示場での内見の際、フランフランさんの家具で物件の中がデザインされており、気になった家具をタップし購入することができます。

アポトさんの商品紹介

NOCODOでは、マンツーマンでBubbleの指導を受けることができる、あぽとさんの商品も取り扱っております。
また、アポトさんの商品の魅力やポイントについて、インタビューを行った記事も公開しておりますので、是非ともご覧ください。

松尾さんの事例

松尾さんからは、Buubleを使って1ヶ月でゲームのサービスを開発し、ローンチした経験についてお話をしていただきました。
以下が松尾さんが実際に、開発されたサービスになります。

Bubbleを使って1ヶ月でサービスをローンチした話

こちらのサービスは、オンラインコーチをマッチングするサービスになっており、ゲームが上手な人からゲームを教わることができます。
そしてプロゲーマの方も登録されているそうなので、ゲームが上手くなりたい人は必見のサービスです。

また今年の3月時点で、他のサービスの運営や新規のサービス開発などにも関わっておられたようです。

松尾さんはプログラミングも行っておられたそうですが、プログラミングの先の見えなさゆえ開発までに時間がかかることを懸念され、ノーコードを始められたそうです。

その中でBubbleを選んだ理由として、「最初に見つけたのがBubbleだったということもある」とおっしゃっており、ノーコードツールの中でBubbleの認知が高まっている様子が伺えました。
また最終的には、Bubbleは柔軟で複雑な開発を行うことができることから、Bubbleを選ばれたようです。

また、作りたいものが明確な場合は、目的に沿ってノーコードツールを選んだ方が隔週コストなどを抑えられるので、目的からノーコードツールを選ぶことをお勧めとのことでした。

次に、Bubble使用した開発の感想ですが、開発期間を大幅に抑えることができたことや、改善の対応を素早く行えた事、また様々な案件に対応することが可能だった点を上げられました。

松尾さんの商品紹介

Bubbleで、個人サービスを開発し運用、さらに法人案件の経験がある松尾さんですがNOCODOで、開発相談、コーチング指導、アプリ開発の外注などの、様々なサービスを出品されております。
また、初回限定なのですが1500円で、Bubbleに関する相談を受けておられるので、Bubbleに興味を持った際はお話してみることをお勧めします。

ノーコードとして捉えた「Lステップ」の面白い使い方

とびまるさんから、Lステップ(LINEの公式アカウント)をノーコードとして活用した際の事例をお話ししていただきました。
これまで、Bubbleの活用事例についてお話しをいただいてきたのですが、LINEの拡張機能ということで、沢山の人と親和性が高い内容になっています。

とびまるさんは、コーディングによるプログラミングからノーコードにシフトして、フリーランスとして活動を始められました。
今年の3月時点で、ノーコードの開発チームを集め、ビジネスサイドを担当されていました。

Lステップとは、LINEの公式アカウントのマーケティング自動化などを行うことができる、拡張機能のことです。
自動化のプロセスや顧客管理などをLINEで行うことができるようになります。

フリーランスがLステップを活用する理由として、LINEの利用ユーザーが圧倒的に多いことや提案しやすいことが上げられました。
サービス開発の場合は内容が重く提案が難しいですが、Lステップは提案しやすく、運用になるので継続的な案件獲得につなげられる点がメリットになってくるようです。

Lステップは、公式LINEをうまく活用できていないクライアントへの新規案件と、単発案件後も継続的な案件を受注するための使い方で、2つのパターンに分けられるようです。

さらにおすすめする理由として、学習コストが低く1ヶ月くらいあれば結構使えるようになるとのことでした。
すでにフリーランスで活動していて、リソースに余裕のある方や、新規事業でLINEの公式アカウントを運用する予定のある方はおすすめです。

NoCodeを仕事にするために必要なこと

ノーコードで副業を行う方法として、安藤さんからお話をしていただきました。
安藤さんはエンジニアの経験があり、IT支援やプログラミングメンターなども行っておられました。
ノーコードに関心を持ったきっかけとして、社会の課題を解決するにあたりノーコードが最適なテクノロジーなのではと、感じたことがきっかけだそうです。

イベントでは、複数のノーコード開発の事例や、運用しているアプリケーションについて解説していただきました。

安藤さんは、積極的にノーコードを活用して様々な取り組みを行っておられ、現在はノーコードの本を出版されたり、ノーコードで副業を行いたい方に向けて、技術支援とノーコードエンジニアとして独立できるように相互補助し合うコミュニティを運営されています。

定期的に、ノーコードの取り組みについて発信されているので、ノーコードに興味のある方はフォローすることをお勧めします。

ポジションを取る

ここからは、実際にノーコードで副業を行うために必要なことについて紹介していきます。
安藤さんは、ノーコードで副業を行うにあたり、ポジションをとる必要があると解説されました。

ポジションを取るためのプロセスは?

ポジションを取るために必要なことについて、プロセスごとに解説していきます。

ツールを選ぶ

まず最初に、ノーコードで副業を行うにあたり「Bubble」「Adalo」「kintone」などのツールを選定する必要があります。
ツールを選定する上で、アプリ開発の場合や業務管理の場合など、自分が副業で活用したいシチュエーションに合わせてツールを選びましょう。

掛け算で希少性を出す

ツールを選んで技術的なスキルを身につけたら「ツール × 自分の特性」で希少性を生み出していきます。
例えば、コンビニでバイトしている場合は「ツール × 小売」や、大学生であれば「ツール × サークル」などになります。

実際に仕事を行っている方は、先ほどのとびまるさんのように「Lステップ × 開発」「Lステップ × サービス運用」みたいな形で活用することができます。

埋もれずに目立つ

最終的には、近しいポジションの人が近くにいた場合に、埋もれないように目立つ必要があり、自分のスキルをアピールする必要があります。
人にもよりますが、SNSなどの発信がメジャーな方法になるのではと思います。

圧倒的な実績

案件を獲得する前に、実績を作る必要があります。
ここでは、1つのサービスの評価ではなく、いろいろなものをいくつ作ったかが、ポイントになってくるようです。
また、サービス開発を0から行ってリリースを行い、運用を行ってみることも、実績につながってくるのではと思います。

どれだけ発信するか

先ほど紹介した「埋もれずに目立つ」と同じように表に出ることが大事で、「どれだけ発信するか」では、ノーコードアプリで作成したもので、どれだけ発信したかが、重要になってくるようです。

どれだけ貢献したか

いろいろな人が困っている中で、どれだけ貢献したかが重要になります。
Twitterから分かるように今活躍している、ノーコーダーの方々は技術的なことでわからないことなどがあった際に、質問に答えたりしてくれています。
そういった貢献が、案件獲得などの実績に関わってくる可能性が高いようです。

泥臭い営業

最後になるのですが、営業力が必要になってきます。
ここで言う営業力とは「何人に話したか?」「何を話したか?」が必要になり、積極的なコミュニケーションと自分のスキルを伝えられたが重要になます。
また、営業活動の中で得た人脈で「どれだけつながっているか」が最も重要になります。営業活動の最中だけでなく、継続的なネットワークを築くことができるかということですね。

まとめ

これまで、ノーコードのエキスパートの方々からのお話を解説してきましたが、いかがったでしょうか?
今回の記事でノーコードの案件について興味を持った方は、以下の記事でノーコードの事例についてまとめているので是非ともご覧ください。

また、ノーコードで副業を始めるためのプロセスは大変かもしれませんが、フリーランスで仕事を始める際にどの職種でも活かせる内容だったのではないかと思います。

次回の記事では、「実体験でのノーコード案件獲得までのプロセス」や「ノーコード案件の種類」など様々なテーマからパネルディスカッションを行い、さらにノーコードの副業について深ぼっていきますので、是非ともご覧ください。

イベントレポート【その1】の登壇者情報

この記事で登壇してくださった、ノーコードエンジニアの方々の登壇者情報です。

金 俊太朗 氏

フリーランスノーコードエンジニア。
Bubbleをはじめとしたノーコードツールを使用し、アプリ・Webサイトの受託開発、個人開発、教育事業などを行っています。
Twitter:https://twitter.com/apopotoapoto
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCVAZd_Wjh9PnhKUZSKXJ31Q

安藤 昭太 氏

大学卒業後、富士通でサービス開発やクラウド戦略などをやり、10年後に独立していま会社経営しています。
ノーコードが好きすぎて、ノーコードで食べていく仮説を検証中。ノーコード本書いてます。他には組織のDXを推進するコンサルや開発をやってます。
Twitter:https://twitter.com/ando_engineer

松尾 直樹 氏

・松尾直樹と申します!ノーコードでの個人開発を行っています。
・現在はゲームのコーチングサービス「PropWith」を運営しています。
Twitter:https://twitter.com/Matsuo5naoki
HP:https://propwith.com/

とびまる 氏

プログラミングに挫折にノーコードに助けられた20歳です!
Twitter:https://twitter.com/SHIN86351358