【使い方解説と事例】ノーコードツールShopifyの初期設定と事例紹介

前回の記事では、新型コロナ感染症の影響もあり、ネットショップの需要が高まっていること。
また、Shopifyはノーコードでネットショップを構築でき、拡張性も高く、ネットショップ構築などの案件が豊富なことから、副業に向いていると紹介してきました。

今回の記事では、ドメインの接続や決済方法など、ネットショップの運用において必要な初期設定と、Shopifyの事例について紹介していきます。

Shopifyについてご存じない方は、前回の記事でShopifyの概要とショップのデザインや商品の作成方法など、使い方について解説していますので、是非ともご覧ください。
<前回の記事>

Shopifyの初期設定

前回の記事同様、Shopifyの公式の動画から、初期設定の方法について解説していきます。
今回は目次、1~5のドメイン取得から、発送の処理までを画像付きで解説し、6~7を簡単にまとめて解説していきます。

ドメインの設定

Shopifyに登録すると、ドメインは「登録した名前」+「.myshopify.com」が付与されるようです。
ネットショップを運用するにあたり、初期設定で付与されたドメインを使用しても問題はないのですが、ブランドを構築する際は独自のドメインを接続した方がお勧めのようです。

では、実際にドメインの設定を行っていきます。
画像の赤枠、オンラインストアから「ドメイン」をクリックし、画面右上の「新しいドメインを購入する」をクリックします。


その後、ドメインの購入ページに移るので、自分の購入したいドメインを入力し、購入するをクリックします。


「購入する」をクリックすると、決済方法の画面に遷移しますので、赤枠の「決済方法を追加する」からクレジット情報を入力して、ドメインを購入します。
決済方法は、クレジットカードかPayPal(ペイパル)が選択可能です。

決済方法を追加し、決済の画面に移ります。
個人情報では、漢字などは使用できないため、英語で入力する必要があります。
また、注文概要のチェックボックスをつけておかないと、ドメインが自動更新されないので、ショップを長く続けていきたい場合はチェックをつけておくことをお勧めします。

今回は、実際にドメインを購入しませんが、下にスクロールして「ドメインを買う」をクリックし、ドメインを購入することができます。

決済方法を設定

次に、ネットショップの運営に不可欠な、決済方法の設定を行います。
管理画面の「設定」をクリックし「決済」をクリックします。


決済の画面に遷移したら、赤枠の「アカウント設定を完了する」をクリックします。


フォーラムに遷移しますので、項目を埋めて「アカウントの設定を完了する」をクリックして設定が完了します。今回は、Shopifyペイメントの設定を紹介しましたが、同じように、Amazonペイや様々な決済方法を設定することが可能です。

また、Shopifyペイメントをオンにしていないと、決済時に1~2%の手数料が発生してしまうので、設定してオンにしておくことをお勧めします。

決済方法の設定

管理画面の設定から「配送と配達」をクリックし、送料などを設定してきます。 送料の設定には2つのパターンがあり、1つは「注文された商品の重量」で商品の重量は、商品登録の際に設定可能です。 もう1つが「注文の合計金額に基づいて決まる送料」で、都道府県ごとに設定することが可能です。

では実際に、送料を設定していきます。 画像の、赤枠「送料を管理する」をクリックします。


「基本プロファイル」というページに遷移するので、ページの下にスクロールし、一旦既存の送料を削除します。

都道府県ごとに、送料を設定したい場合は、画像の赤枠「ゾーンを編集する」から設定可能です。


まずは、国内配送の「送料を追加する」をクリックし、1キロ以下の送料の設定を行っていきます。


同じように、1キロ以上の商品の送料を設定します。


次に、注文合計金額が1万円を超えた場合、送料無料を設定していきます。 先ほどと、同じように「送料を追加する」をクリックし、以下のように設定し、保存します。


ここまでが、基本的な送料の設定方法になります。 他にも、商品ごとに送料を設定し、アクセサリーなどの小物の商品を配送料無料などに設定することもできます。

テスト注文

次に、テスト注文を行っていきます。 テスト注文を行う際は、プランに入る必要がありますが、無料トライアルの期間中は料金を請求されることはありません。

ここからは、公式のYoutube動画のキャプチャを参考に、解説していきます。

Shopifyの有料プランに加入したら、管理画面の設定から、画像の赤枠「決済」をクリックします。


画像の赤枠「管理する」をクリックします。


その後、画面を一番下の方までスクロールすると、テストモードの設定を行うチェックボックスがあるので、チェックをつけ保存を行います。


テストモードの状態になると、画面右の赤枠のようにテストモードのお知らせがきます。
では、実際にテスト注文を行っていきます。左の赤枠オンラインストアの目玉のアイコンをクリックします。


目玉のアイコンをクリックすると、自分の作成しているショップサイトに移ることができるので、実際に商品を購入していきます。
商品を購入する際に、クレジットカードの情報を入力する必要があるのですが、テスト注文なので、実際のカード情報を入力する必要はありません。 以下の画像は、Shopifyの公式のヘルプページです。
各クレジットカード会社のテスト番号を確認することができますので、画像を参考にクレジット情報を入力してください。

引用元:https://help.shopify.com/ja/manual/payments/shopify-payments/testing-shopify-payments

発送処理の確認

次に、管理画面に戻って発送処理の確認を行なっていきます。
注文が入った際に、画像の赤枠のように通知がきます。(注文があった際はメールでもお知らせが届きます)


注文管理をクリックして、赤枠の欄にある注文をクリックします。


注文をクリックすると、注文の詳細を確認することができます。
注文の詳細を確認して、問題がなければ赤枠の「発送済みとしてマークする」をクリックします。


画面が遷移するので、配送業者を選択し追跡番号を入力します。
その後、赤枠の「アイテムをフルフィルメントする」をクリックします。


フルフィルメントを行うと、前の画面に遷移し、商品が発送されたことを確認できます。

ここまでが、発送処理の流れになります。

管理画面項目の説明

ここからは、まだ解説していない基本的な機能について、簡単に紹介していきます。

注文管理>下書き

下書きを作成しておくことで、お客様にメールで請求書を送り、支払いを受け取ることができます。

注文管理>カゴ落ち

カゴ落ちは、お客様が商品をカートに入れたけど、何らかの理由で購入まで行かなかったケースのことです。
カゴ落ちの機能では、カゴ落ちしたお客様にリマインドメールを送ったり、カゴ落ちしたお客様の分析などを行うことができます。

商品管理>在庫

商品の在庫管理を行っており、在庫管理が行いやすくなっています。

商品管理>仕入れ

仕入れを作成して、どの商品がいつ、何個届くかを確認できます。
また、仕入れをそのまま在庫に反映することができるので、在庫の管理が楽になります。

商品管理>ギフトカード

ストアで使用することができます。家族や友達に商品をプレゼントしたいときに、ギフトカードを送ることによって、商品を選んでもらい、商品をプレゼントすることができます。
ギフトカードは、金額なども設定することができます。

ストア分析>ダッシュボード

ストアの売り上げや、訪問者、売れ筋の商品などが、一ページで把握できるようになっています。
瞬時に全体のデータを把握できるので、毎日チェックしていてもストレスなくデータを確認することができます。

ストア分析>レポート

レポートでは、時間別のコンバージョン率など、ダッシュボードよりも様々なデータを詳細に確認することができます。

ストア分析>ライブビュー

ライブビューでは、世界地図が表示され、リアルタイムでお客様の動向を確認することができます。

マーケティング>概要

メルマガの設定や、SNS連携を行うことができます。
広告の連携や、分析や結果についても、ここから確認できるので素早い修正を行うことができます。

マーケティング>自動化

外部アプリとの連携を行うことができ、メッセージ送信やカゴ落ち対策などを、自動化することが可能です。

ディスカウント

割引クーポンなどを発行することが可能です。
クーポンは、「割引率」「定額」「無料配送」「Xを購入数するとYをプレゼント」などがあり、他にも様々なパターンのクーポンを作成することができます。

アプリ管理

アプリを管理することができます。
インストールしたアプリの確認や、アプリをインストールして使用することができます。
アプリ管理の「アプリを探す」をクリックし、ページの上にある「コレクション」から「日本向けのアプリ」があるので、そこから日本語のアプリを使用することができます。

その他ショップ公開に必要な設定

  • 設定>「チェックアウトの顧客アカウント」から、お客様の購入時の動作を確認したり、購入プロセスの設定を行うことができます。
  • 設定>「チェックアウトのフォームオプション」から、お客様に入力してもらうフォームの設定を行うことができます。
  • 設定>「通知」から、お客様に届くメールの文章を変更することができます。
  • オンラインストア>「テーマ」から、「パスワードを無効にする」をクリック後、「パスードを有効にする」のチャックを外して保存することで、ショップを一般公開することができます。
  • 設定>「法務関連」から、日本で取引を行う際に必要となる「特定商取引法」の表記を設定することが来ます。
    • これは、日本でネットショップを運用する際に必ず必要となるので、忘れずに設定する必要があります。
    • 法務関連をクリックして、一番下までスクロールすると「特定商取引法に基づく表記」の項目があるので、自分で一から作成するか、「テンプレートから作成する」をクリックして作成することができます。
    • 表記を作成して保存したら、ネットショップのお客様に見えるところに追加します。動画では、フッターメニューに追加していました。
      左の画像の「メニュー」から、赤枠の「フッターメニュー」をクリックします。その後「メニューを追加する」をクリックし、名前の追加を行い、リンクには「ポリシー」からLegal Noticeを選択して追加、保存を行います。

Shopifyの事例紹介7選

では実際に、Shopifyの運用事例について紹介させていただきます。

ゴーゴーカレー

大手カレーチェーン店のゴーゴーカレーのネットショップです。
ゴーゴーカレーのロゴをデカデカと使用し、かなりパンチのあるデザインに仕上がっており、デザイン面でも拡張性の高いShopifyをうまく使って、ゴーゴーカレーのイメージをうまくデザインしています。
こちらでは、ゴーゴーカレーのレトルト食品や、皿やフォーク、お中元など、ゴーゴーカレーに関する様々なものを購入することができます。

オリオンビール

沖縄県に本拠地を置く、国内シェア5位の日本大手ビールメーカです。
こちらは、爽やかなイメージが湧くサイトに仕上がっており、沖縄をイメージさせるデザインになっています。
ビールを軸に、限定商品や、オリジナルグッズ、ギフト商品など、様々な商品を購入することができます。

レッドブル

1987年にオーストラリアで誕生した、エナジードリンクを販売している会社です。
サイトに訪問するとプライバシーポリシーに同意するかの、ポップが出てきます。サイトの内容的には、衣服関係の商品が多く、アパレル系のネットショップになっています。

サンリオ

日本発信のキャラクターブランドです。
日本のキャラクターブランドですが、こちらのサイトは米国で作成されたネットショップのようです。
ネットショップサイトですが、サンリオの動画を見ることができ、お客様を楽しませる工夫がなされています。
動画もそうですが、拡張性の高いShopifyをうまく活用して、ワクワクするようなサンリオの世界観を作り出しています。

RiLi

お洒落な10代〜20代から、支持を得ているアパレルブランドです。
元々、STORES(ストアーズ)を使ってネットショップを運用していたのですが、2018年にShopifyに切り替えられました。
商品詳細を確認すると、沢山の服を着用した写真や、商品を着用した際のショートムービーがいくつも流れます。
ネットショップの場合、実際に着用できないのでイメージが湧かないのですが、RiLiは写真やショートムービーをうまく活用して、自分が着用した際のイメージできるようにすることでお客様の購買意欲を高めているようです。

らむ亭

北海道の名物ジンギスカンを販売しているネットショップになります。
とても美味しそうだったので、紹介させていただきました。こちらのサイトでは、ラム意外にも豚肉や牛肉などを調理したお肉を購入できます。
北海道の美しい自然を写した写真が上げられており、サイトを眺めていると「北海道の美しい自然で育ったこだわりの食材を使用している」といったイメージを自然と感じました。

ゴーゴーサイクリング

激安で自転車を組み立てて、整備、1年保証もつけて配送してくれる自転車メーカーです。
大手小売市場に卸を行っている会社で、エリアを絞ることで無料での配送、中間マージンを省くことで低価格を可能にしています。
これまで、食品や小物を軸に紹介してきましたが、自転車などの大きな商品も問題なく、Shopifyをうまく活用して運用されています。

まとめ

これまで、記事を2回に分けてShopifyについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
少し面倒かもしれませんが、ネットショップを運用するにあたっての初期設定で、難しい設定はなかったかと思います。
また、Shopifyはデザインで表現できる幅が広いので、事例で紹介したネットショップは企業イメージにぴったりなサイトばかりだったのではないでしょうか?
Shopifyは多機能が故に、戸惑うこともあるかもしれませんが、Shopifyに慣れておけば次の副業などにつながる可能性が高いのでおすすめです。