「ノーコードで切り開く副業の可能性」イベントレポート【その2】

NOCODOでは、今年の3月にノーコードの副業に関する登壇イベントを行いました。

このイベントレポートは2部構成になっており、この記事は2記事目になります。
前回の記事ではノーコードの案件事例や活用方法、ノーコードで仕事を行うためのステップについて解説しました。

今回の記事では「ノーコード×副業」の総括的な内容に加え具体的なノーコード案件の種類や、経験で感じたノーコード案件のメリットなどについてディスカッションを行いました。
ノーコードでの副業を考えている方は、是非ともご覧ください。

<前回のイベント記事>

「ノーコードで切り開く副業の可能性」イベント動画

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、ノーコードで様々な活動を行っている方々と「ノーコード×副業」を軸にノーコードの可能性を探りました。
ノーコードで副業を考えているけど「実際どんなことを行うかわからないし、不安」と思っている方は必見の内容となっています。

ノーコード開発案件の種類

ノーコードで柔軟なアプリケーションを開発することができるBubbleを軸に、ノーコード案件の種類や特徴についてディスカッションを行いました。

開発の受託

ノーコード案件で多いのが、開発案件の受託になるようです。
クライアントは比較的にスタートアップの会社が多く、開発して終わりの単発案件もあれば、開発から運用を行う継続的な案件のパターンがあります。運用を行う場合は開発スキルの他に、マーケティングなどの知識が必要になる場合があります。

開発にかかる期間ですが、クライアントがサービス設計をしっかり固めてきている場合、大体1~2ヶ月の開発案件になります。
逆に、クライアントとサービス設計を一緒に考え、事業を一緒に作り上げるような案件だと必然的に開発案件の期間も長くなります。また、この場合もマーケティングや要件定義の経験が必要になる場合があります。

ノーコードの開発スキルだけでなく、マーケティングやサービス設計などの知識を掛け合わせることで、長期的な案件を獲得しビジネスのネットワークを広げることができるようです。

MVP開発

ノーコード開発は柔軟な仕様変更に対応できるので、プロダクトに必要な機能を洗い出すことが可能です。
なので最近は、コーディング開発を行う前にノーコードでMVP開発を行い、必要な機能と不要な機能を洗い出すという案件が増えてきているようです。
一般的にMVP開発は「顧客を獲得することはできるのか?」「市場は存在するのか?」といった観点で、市場の検証目的で行いますが、ノーコードの場合はプラスして、機能の洗い出しを行うことができます。

また、プログラミング言語を使用したコーディング開発にも対応できる場合、ノーコードのMVP開発からそのまま本格的なプロダクト開発案件につなげられるため、フリーランスエンジニアの方にとってとても、メリットがあります。

研修や伴走

最近はノーコードの研修も増え始めており、伴走を行う案件も増えてきているそうです。

伴走は、ノーコードのアプリ開発を内製化したい会社に向けて、アプリ開発のサポートを行います。
ノーコードツールは高速開発ができ、学習コストが低いため、ノーコードツールで内製化を考えている会社が増えてきており、クライアントは中小企業から大企業など様々で、エンジニアなどの開発部にかかわらず、管理部や事業部などからの伴走依頼が増えているそうです。

案件獲得までのプロセス

一番多いパターンとしては、知人からの紹介やTwitterでの活動がフックとなり、案件獲得につながるケースになります。
前回の記事で紹介した「ノーコードで仕事を行うために必要なこと」の「埋もれず目立つ・どれだけ発信するか・泥臭い営業」が重要になってきます。

そのほかでは、ノーコードのオンラインサロンに入会し、案件獲得につなげるパターンがあるようです。
このイベントに出演してくださったNoCode Walkerさんのオンラインサロンでは、バーチャルオフィスで気軽にコミュニケーションをとることができるのでおすすめです。

また、学生やフリーランスになりたてで、発信力やつながりがない人の場合は、ノーコード以外のコミュニティに入り、そのコミュニティで唯一のノーコーダーとしてポジションをとることで、案件獲得などにつなげていくという意見もありました。

ノーコード案件の魅力

納期

コーディング案件の場合、技術的なトラブルなど不足の事態が起きることがあるのですが、ノーコードの場合は不足の事態を避けることができ、精神衛生的に大きなメリットがあるようです。

また、エラーなどの技術的な問題がない場合でも、クライアントからの仕様変更などのトラブルがあると思います。
その場合、大幅に納期が遅れたりしますが、ノーコードは柔軟に対応できるためクライアントに対してもメリットがあり、お互いに良い関係を築くことができます。

技術の伝達

個人経営の飲食店などのホームページを制作する際、zoomなどで画面共有をして制作方法を見せながら行うことでクライアントが自分でサイトを運用できるようになります。
また、サイトの運用をクライアントで行うように提案し、ドキュメントに運用方法をまとめて納品することもあるそうです。

コーディング案件の場合、画面共有をしただけでは理解するのが難しいですし、ドメインの設定なども複雑なので、ITリテラシーが低いとコミュニケーションをとるのも難しいと思いますが、ノーコードツールを使うことによってコミュニケーションのハードルが低くなります。

ゼロからのサービス開発に携われる

コーディング案件の場合、既存のプロダクトに関する案件が多いのですが、ノーコード案件の場合はゼロからの開発が多く、自分でサービスを作り上げる楽しさを体感できたり、包括的に開発の流れを学ぶことができます。

ゼロから開発を行い、運用まで行うことができれば、自身の市場価値を高めることができそうですね。

クライアントとスムーズなコミュニケーションが取れる

ノーコードツールの開発は非常に早く、開発の初期段階でクライアントに動くものを提供してプロダクトの状況を共有することができます。
クライアント側は共有されたプロダクトを元に、デザインや仕様について、開発と同時並行で考えることが可能になり、スムーズなプロダクト開発を行うことができます。

プロダクト開発を行う上でのチーム形成

デザイナーやマーケッターなど、プロダクト開発を行う際、必要なスキルを持った人とチームを組んでプロダクト開発を行う必要があり、ノーコードの開発も例外ではありません。

現在では、オンラインサロンのコミュニティメンバーからネットワークを形成し、チームを組む流れが一般的なようです。 ですが、デザインやマーケティングのスキルがある場合は、個人で効率的にプロダクト開発を行うこと可能なので、必ずしもチームを作る必要はないようです。

効率的に案件を獲得して回したい人は、開発を行う人と案件をとってくる営業の人でチームを作り、案件を同時並行で進めていくのがおすすめな方法になります。

学生

学生がノーコードを始める場合、いきなりビジネスに結びつけるのはハードルが高いので、最初はゼミやサークルの中で何か作ってみたり、作ったものをTwitterなどでアピールして実績を作っていくことから始めると良いと思います。

また、就活の際などに開発したプロダクトをポートフォリオとして提示することによって、周りの学生と差をつけることができます。

ノーコードの未来

以外ではありますが、エンジニアなどの技術職の方が否定的な意見が多いようです。理由として、開発できる幅に制限があることや、プラットフォームに依存してしまうなどがあるのですが、「新しい技術に対しての不満感もあるのでは?」との意見もありました。
反対に経営者などの層は、ノーコードに肯定的な人が多いようです。経営者層などのお金を動かす側に需要があるので、必然的にノーコードの認知は高まり、どんどん波及していくことが予想されました。

まとめ

これまで、ディスカッションの内容をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
ノーコードでの副業は「ノーコード×〇〇」のようにスキルの組み合わせが重要になり、スキルを組み合わせることで市場価値を高め、いろいろな案件に関われることが分かったのではと思います。

また、副業を行う際にSNSマーケティングを行ったり、コミュニティでポジションを獲得するなど、ハードルが高い部分もあったかと思いますが、本業に活かすことができる人も多いのではないかと思います。

そして少しずつではありますが、NOCODOではノーコード案件のマッチングにも力を入れ始めているので、ノーコードでの副業に関心がある方は登録してみることをお勧めします。

登壇者情報

今回の記事でディスカッションしてくださった、方々の情報です。
NoCode Walkerさんは、ノーコードのオンラインサロンでエンジニアやノーコーダーだけでなく、マーケッターや企業家など様々な人が所属しているコミュニティです。「ノーコードを勉強してみたいけど、自分のスキルと掛け合わせてうまく活用したい」と考えている方におすすめのサロンとなっています。

NOCODOはノーコードのプラットフォームです。ノーコードのスキルを商品化してスキルをシェアすることができます。
また、ノーコードのマッチング案件にも力を入れ始めているので、ノーコードでの副業をお考えの方は登録しておくことをお勧めします。

ノーコードエキスパートの方々は、高い開発スキルを持っている方や、ノーコードをうまく活用しておられる方々です。
Twitterでノーコードの情報について発信されているので、最新のノーコードの情報をキャッチアップしたい人は、フォローしておくことをお勧めします。

NoCode Walker

NoCodeWalkerは「ノーコード × ビジネス」をテーマに活動しているオンラインサロンです。 特徴的なのは、ノーコードの技術だけでなく、むしろノーコードを利用していかに稼ぐのか、またどうやってマーケティングをしていくのかということに重きを置いている点です。 3月から新たにサロンメンバーによる週1の「マーケティング勉強会」が始まっていたり、不定期でイベントなども開催しております。 当サロンでは、oViceというバーチャルオフィスサービスを導入しており、質問などがあれば運営やメンバーに対して、気軽に相談することもできます!

Twitter:https://twitter.com/NoCode_Walker
HP:https://nocodewalker.com/

平賀 つかさ 氏

NoCodeWalkerのつかさです。
NoCodeを通して①新しい価値の提供②やりがいの民主化③新しい形の組織づくりを目指しています!
Twitter:https://twitter.com/tsukasa_hiraga

りゅー 氏

初めまして!NoCodeWalkerのりゅーです! 現在、ノーコードで7つのサービスを開発しています。 どうぞよろしくお願いします。

NOCODO(ノコド)

Sho T 氏(高橋 翔 氏)

・一般社団法人NoCoders Japan協会 代表理事
・株式会社プレスマン CINO(Chief Innovation Officer)
・ノーコードスキルシェアプラットフォーム『NOCODO(ノコド)』事業責任者
・クロスコミュニティなどを行うオープンイノベーター
HP:https://www.sho-takahashi.com/
Twitter:https://twitter.com/showying_art

ノーコードエキスパート

金 俊太朗 氏

・フリーランスノーコードエンジニア。
・Bubbleをはじめとしたノーコードツールを使用し、アプリ・Webサイトの受託開発、個人開発、教育事業などを行っています。
Twitter:https://twitter.com/apopotoapoto
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCVAZd_Wjh9PnhKUZSKXJ31Q

安藤 昭太 氏

大学卒業後、富士通でサービス開発やクラウド戦略などをやり、10年後に独立していま会社経営しています。
ノーコードが好きすぎて、ノーコードで食べていく仮説を検証中。ノーコード本書いてます。他には組織のDXを推進するコンサルや開発をやってます。
Twitter:https://twitter.com/ando_engineer

松尾 直樹 氏

・松尾直樹と申します!ノーコードでの個人開発を行っています。
・現在はゲームのコーチングサービス「PropWith」を運営しています。
Twitter:https://twitter.com/Matsuo5naoki
HP:https://propwith.com/

とびまる 氏

プログラミングに挫折にノーコードに助けられた20歳です!
Twitter:https://twitter.com/SHIN86351358